都会と田舎、信号機。

僕は新潟の田舎で生まれました。小さい頃、夏はザリガニ・トンボ・カブトムシを取って過ごし、冬は雪でカマクラを作ってそこで過ごしたりもしていました。多分それなりの田舎人生活は過ごしてきたつもり。

そんな僕でも新潟で最も栄えている都市、新潟市に住む機会が高校卒業から与えられた訳で、今はこっちに来て1年半以上経ちます。

 

ここで1年半以上過ごしてきた今、田舎と都会の違いは何か?と聞かれたら僕は子供と大人の横断歩道の使い方だ!と答えるでしょう。

簡潔に言うなら田舎は子供が横断歩道の信号を無視するし、都会は大人が無視をしてる。少なくとも新潟市ではね。

僕も子供の頃は信号無視をしていないと言えば嘘になるが流石に大人になった今はしていない。でも新潟市では自分と同年代の人からもっと上の代の人までみんなしてます。

 

初めて見た時はマジかコイツ!?ってなった。僕含め5人くらいがちゃんと赤信号で待ってる中で急に1人の大人がその横断歩道を歩くんだもん。大衆の前でお国が定めたルールを破って恥ずかしくないのか?信号を待つ1分程度がそんなに大事なのか?とその人に心の中で問い掛けちゃったよ俺。

 

都会怖いよマジ...。って思って過ごしてましたがこの1年半で僕より歳が低そうな子供が信号無視してるところ1回も見た事が無いんですよね、ちゃんと待ってる。日本の教育素晴らしい。ちゃんと教えてもらったことを律儀に守ってるそこの君素晴らしい、心の中で拍手してる僕も人のことを素直に褒められて素晴らしい。ルールを守るとみんな気持ち良いし、不幸な事故も起きにくくなるよね。過ごしていて楽しい社会になることを願い、明日の平和のために今日も僕は信号を待ちながらそう考えてみた。